たるしる☆ブログ

高齢出産の母ちゃん 毎日を楽しく生きる!

スズメはどこへ行った?

こんにちは😃タルタルです。

 

スズメはどこへ行った?

皆さんは最近スズメを見ますか?

目覚まし時計のようにちゅんちゅん鳴いて朝を告げるあの可愛らしいスズメ。

 

私の住む地域には数年前から、スズメがいないんです。

前は、しょっ中庭やベランダに来ていたのにいつからか来ない。多分4〜5年前くらいからいないような…。

なんかきみ悪くてちょっと調べてみたら、今、スズメがいなくなる街が多いみたいですね。

 

理由の一つは、住宅の構造。

ひと昔前の家は軒下や戸袋がありそこに鳥が巣を作ったものですが、最近の住宅ではそういうものが様相を変えたために鳥が巣を作らなくなってきたんですね。

そういえば、子どもの頃うちの戸袋にコウモリが巣を作っていたなあ。

じゃあ、スズメもコウモリもどこへ行ったんだろう…。

 

私が住む地域ではスズメがいなくなるより前にトンビもいなくなりました。

私が小学生の頃、今から40年近く前ですがよくぴーひょろろと鳴きながら旋回していましたが、30年くらい前にはもういなくなっていた。

寂しいですね。トンビ好きだったんです。

白鷺や鵜はまだいるんですが、野鳥がめっきり姿を消しました。

これは近くの護岸工事などが原因だと思います。たまに雉もいたのになあ。

 

ひと昔前までは河原にはたくさんの貝がいて潮干狩りもよくされていました。

そのころはたくさんの野鳥が季節ごとに群れをなしておりました。野鳥の名前は知りませんが、たくさんの鳥が来ているのが当たり前の風景でした。

 

ところが今は貝がいなくて潮干狩りもできませんし野鳥もほとんどいません。

 

上記のスズメといい、自分が生きているこんな少しの間さえも環境は大きく変わるんだなと思うと少し怖いような。

ただ、護岸工事などは自然災害から私たちを守るために行われているため、一概に非難はできないのです。が、それでも何か怖い気持ちはぬぐえません。

 

子どもの頃、巣から落ちたスズメを育てようと友達と一生懸命頑張りました。もちろん巣から落ちているということはその個体は生きていけないことを自然が証明しているのですが、小さい頃はそんなことは分からないので、箱に草をひきつめ雛を入れてミミズを食べさせたり一生懸命でした。

そんな経験を我が子たちは知らずに生きていくんだな。

 

私は経済のことも社会のことも多くを知りません。知識がないのに言葉にするのは憚れるかもしれません。大嫌いなG(夏によく出る虫です)がいれば殺処分してしまう身なので、私も根っから自然に寄り添った生き方をしている訳ではありません。

ですが、もっとこの国も開発経済を追うよりももっと循環型の社会になってくれればいいなあと思います。小学校だったか中学校の国語のテスト問題に、日本は自然と共存してきた国であると書いてある文章があり、すごく共感したことがありました。

もっとみじかな自然や存在を大切にできる人間になりたいな。そのためにはまず自分からですね。

 

Life Is Good !