たるしる☆ブログ

高齢出産の母ちゃん 毎日を楽しく生きる!

絵本の面白さ 大人がハマる絵本

おはようございます☺️タルタルです。

絵本の面白さ 大人がハマる絵本

私は子どもの頃あまり絵本を読みませんでした(漫画は4歳の頃から読みまくっていました)。次女ということもあり、親の手が抜かれたもとい親も手がまわらなかったこともあるのでしょうが読み聞かせをしてもらった記憶がほとんどありません。好きな絵本はありますが、自分で読んでいました。そのせいか読書量も著しく低く、読書に目覚めたのは20代後半。そしてそれまで読書に触れてこなかったせいかものすごい遅読。

そんな自分の反省もあり、ぜひ我が子には絵本に触れ読書家になってほしいと思い絵本の読み聞かせをしてきました。そしてありがたいことに今のところ息子は絵本好きです。

 

が、しかし、一番ハマったのは私かもしれません。

最近ハマったのが、「11ぴきのねことぶた」です。11ぴきとくれば言わずと知れた馬場のぼる先生の絵本。ほとんど絵本を読まなかった私でも「11ぴきのねこ」は大好きでした。11ぴきのねこはシリーズ化されていて色々出版されているのですがこの「11ぴきのねことぶた」が特に面白いんです。

 

相変わらず好き放題やらかしている11ぴきのねこ達は古い家を見つけて住み始めます。しばらくしてその家の主人(ねこたちが住み着いた時には不在)の甥っ子のぶたがやってくるのですが、なんとここは自分たちの家だからと入れないんです。ぶたは古い家の隣に新たに家を建て始めます。笑ってみていたねこたちはぶたが少しかわいそうになって建てるのを手伝い始めるのですが…。うまくできた新築の家をぶたから奪って自分たちの家にしてしまうんです!

 

なんとも11ぴきのねこらしい、自由奔放さ。

自分のおじさんの家をねこたちに取られるぶた。新しい家を建ててもまたねこたちに取らるぶた。最終的にはおじさんの家に戻れたのだけれどこの理不尽さを受け入れるぶた。

そして悪行?ついたねこたちの最後がまたいい。絵の中のねこたちの表情がいい。

 

絵本って子どもに善悪的なものを伝えたり教えたりする教育的なものもあるけれど、このなんとも言えない11ぴきのねこの世界観が面白くて私は好きです。この絵本も悪いことをするとこういう風になるよということが書かれているのだとは思いますが、多分子どもはそこよりもねこたちの自由気ままなところを面白がるのではないでしょうか?

 

この絵本を読むたびに私は11ぴきのねこが少し羨ましくなります。こんな風に自由気ままに自分の欲望に率直なねこたちが羨ましいです。

Life Is Good !